Friday, March 29, 2019

シンプルに生きる


ミニマリストといえば必ず出てくるのがこの方、

ドミニック・ローホーさん♪

物を極力持たず(減らし)、
シンプルライフを追及してておられる
フランスのエッセイスト。

彼女のパリの自宅はなんと広さ12㎡という
こじんまりしたスペース。

そこにソファがあり、キッチンもあり、
バスルームもあり・・・と
全て必要なものが詰まっています
(というか必要最小限のものしかないので詰まってはいません・・・幸せな、贅沢なガラガラ感なの♪)

沢山の著書を出されていて、
うちの書店にもよく入荷してくるのですが、
最近その文庫バージョンが出ている模様。

それがこちら・・・



シンプルに生きる
人生の本物の安らぎを味わう
ドミニック・ローホー


先ほども言いましたが、
うちの本屋にも過去たくさん
この方の本が入荷してきましたが、
実はわたくし読むのは初めて。

これまで、本当に読む気持ちにならなかった。
いい本だって、すごくいい本だってわかってたんだけど、
なんだろうね?

いよいよ満を持して読む時がやってきたか♪
と思いすーっと深呼吸して読みました。

この素晴らしい本、
やっと読めて良かった(^^)


割と早い段階から「断捨離」とか
「こんまりさん」とかお片付けに
意識高い方が多かった気がするシドニー。

でもドミニックさんの本は、
それ以前からあったのですからね・・・

やっぱり先駆けだと思います♪


※ちなみに「断捨離」もこんまりさんの本も出版された当時拝読しています。どれがいいというのではなく、それぞれに良さが違います。いっぺんに全部読まなくてもいいけど、1冊ずつ読んで実践していったらいいかも!自分に合った方法を見つけたらよいと思う。


物を持たなければ、
せっせと片づける必要もないし、
そこに思考や労力を注がなくてもいいもの。

最近特に実感します。


15年前・・・

シドニーに来てから、変わった価値観。
幸せに感じるのに
物やお金を使わなきゃだめってことはない。
ピクニックに行ったりビーチに行ったり、
友達と楽しい会話とワインボトルあったら
どこででも楽しかったり。

それだけで幸せだもんなぁ。


日本にいたときは
アパレルやってたのもあって
やっぱり物質社会からは抜け出れる訳がなく
仕事帰りには遅くまで、時には朝まで飲んで・・・
しょっちゅう高価なお買い物して・・・
みたいなのが普通だったしなぁ。

それはそれで楽しいのよ。
めーっちゃ楽しいですよね♪

でも・・・

シドニーに来てから、
その物質社会まみれ病っていうのは
段々消えていったんですよね。


そしてさらに・・・

シドニーに来て数年後。


大きな価値観の転換は父の死を経験した時。

あれ??

本当に大切なものって、
このわんさかクローゼットに溢れてる
ハデハデキラキラな服や靴やバッグとか、、
とかではなくって、
本当に大事な家族や恋人・友人たちと
一緒に過ごす時間、一緒に笑う事、
一緒に食べる美味しいご飯だったり・・・
掴めない、形に残らないものなんだなぁ・・・
と思ったのでした。

「生きるために必要なものって本当はムッチャ少ない・・・」


でも我々はどうしてものを周りに置いちゃうんだろう?
買っちゃうんだろう?
捨てられないんだろう??


そこにはやっぱり心の中の執着とか
不安とか・・・
あるんだよね。

「これ高かったから捨てられない」

とか思う服・・・
(でも絶対着ないよね?
ていうか、今着ても形ダサいよね 笑)

なーんてのが、
私もいまだにあって、
最近それになんとなーく悩まされてたので
これはいよいよ本格的に
執着とか捨てて前進するときなんだろうなぁ・・・と思う。

それにこだわってるって、
過去にしがみつきすぎだよねー。
我ながらちっちゃ~~~い 汗


私自身、
今また身辺整理が必要なときを
迎えてしまっています・・・実は(^_^;)

すでに、昨年後半からもう~
人生の中で色々なことの強制終了とか
強制方向転換が半端なくって・・・

んで数日前に
なんとなく方向性が見えて
落ち着いたから「良かった!」と一息ついたら・・・

即座にまたすんごい方向転換がやってきた。
もう笑うくらいのタイミングだったんですよね。


奇しくもこの本、
1回読み終えたタイミング。

本はホントに必要な時に
手元にやってくるようになっている。

だから自分自身の軸をクリアになるように
いつも心がけてあげていると、

例えば瞑想したり、
身体が喜ぶものを食べてあげたり
やりたいままに動いてあげたり・・・
そんな風に無理というものをせずに
自愛してあげていると

来るものもすーっと入りやすくなってくるんだよね。

数日前にやってきた方向転換も、
最初は「わーどうしよー・・・」って思ったけど、
「新しい展開」にどうしようもなく
ワクワクしてる自分を見つけてしまった♪

もちろん、それには大変な作業とか、
ちょっと頑張りが必要なプロセスが伴うんだけど
この数年で一番多分自分自身が喜んでいるのを感じて自分自身がビックリした。

コンフォートゾーン越え。

強制方向転換が来ないと、
結局変えないままウダウダのほほんと
歩いて行っちゃうんだよね。

これからも、
強制方向転換大歓迎ってことで♪

レイジーでMな私は、
そのくらいないと動かないし
面白いって思わないだろうしね。

話は本と全く関係ないほうに進んじゃいましたが・・・

ドミニックさんの本。
転換期の方にもとてもおすすめです。



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2 comments:

e said...

昨夜は遅くまでありがとうございました。
ド三ニック・ローホーさんの本、私も1冊持って大切にしています。ビブリオにも持って行こうと思ってるんですが、あまりにまだ今の自分と程遠いので、躊躇中w いつか胸をはって紹介できる自分になりたいです。

予談ですが、今までドミニクさんの名字、ローホーじゃなくて、ホーローだとばかり思ってました。はは。

Tomingo said...

e さん♪

こちらこそ先日は楽しいひとときありがとうございました(^^)
ドミニクさんの本、さすがお持ちなんですね☆
どのタイトルだろう♪
いつかビブリオでご紹介くださるの楽しみにしています!

もの、からだ、こころ、生き方、すべての方向からのやさしいアプローチで・・・本当にこのかたの哲学は心地よいですね~


ホーローさん・・・笑
鍋ですね(>▽<)