Sunday, May 22, 2016

地震のよるに~第2話~

救急病院をあとにして、よちよち我が家へ。

「なにもなくて本当に良かった~(>_<)」
「安心出来て良かったな!」

そんな会話を交わしながら、夫婦でほっこり夜中のお散歩☆
健康であること、普通に日常が過ごせることのありがたさ。。。
そして、全てを置いて、付き添ってくれた旦那、、、
心配してアドバイスくれたRちゃんや友人、、、
あぁ、、、助けてくれた全ての存在に感謝感謝(T_T)

グレイトフルな気持ちで自宅に着いて、
「あ、そうだ、、、」と携帯を通信ONにしたら、、、


ピコピコピコン♪

ピピピー♪


「ご実家は大丈夫?」
「熊本だったよね??」
「大きな地震があったらしいよ!」

と心配のメッセージがっっっ!!!!

は???

ま、、、まじっすかーー??!!

(O_O)!!!!

このメッセージで初めて熊本地震の件を知るのでした・・・

(心配して、メッセージを送ってくださった皆さん、
本当にありがとうございます!!)


さらに、なかなか開くことのない個人メールを久々に開いてみると
姉(のりんご)からのメールがいくつか。。。

しかも件名、、、

『il||li (OдO`) il||li』

何ーーーこの怖い件名!!!(>_<)

「地震!!!
震度7((((;゜Д゜))))
タンスほとんど倒れてグチャグチャ」

そして、まるでゴミ屋敷のようになった家の中の写真が添付されてた、、、

ちょ、、、熊本やばいじゃんか、、、(O_O)!!

まてよまてよ?
でもかろうじて家の中で撮影されてるって事は、
なんとか、建物や命は無事???って思っていいよね???
電気もついてた。

とひとまずは落ち着いて、、、

が、メールは続いて来ており、
またまた恐怖の、、、


件名: il||li (OдO`) il||li2


え??パート2が来てるっっ!!!(T△T)

「震度4とか3が何回もおきてる((((;゜Д゜))))」
「まだ余震が(´`:)掃除…気が遠くなる…」



さらに、、、、

件名:今夜は寝れないかも

「今、余震で震度6強
強過ぎでしょ〰〰〰」



あぁぁぁ、、、
熊本の家族や友人たちが恐怖の中におる。。。
 
こんな大変なことが起こっているとはつゆ知らず、
自分のことで精一杯だったこの夜。。。
明け方だったけどすぐさま日本へ電話。
のりんご、さすがに起きてた。


家族はみな無事らしい。
よかった、、、(T_T)

無事でいてくれてありがとう、、、

しかし何なんだろうか、このタイミング。
シンクロとかスピとか全く否定派の旦那ですら、
「このタイミング、何か不思議だよな・・・」とつぶやく始末。
自分が弱っているときに、大きな心配事が起こる。
そういう時は、一切の不必要なことやフリンジを考える余裕がなくなる。

つまり、何が大事かというのが見えてくる。

まずは自分自身が健康で、しっかり丈夫な土台でいること。
そして家族の命の大切さ。
命があることのありがたさ。
日常のありがたさ。

あと、元気にお商売させていただけることのありがたさ。
(もし手術・入院ってことになってたら、お店もしばらくクローズだ、、、と色んな心配をしたので・・・)

そういうことをグルグルと考えながら2時間ほど仮眠。


翌朝、、、
のりんごから再メール。


件名: (なし)

「多分たくさん捨てる事になりそう
2階の食器棚よっち(※ばあちゃんの愛称)の横…壊れた
食器ほぼ全滅(´`:)割れて10分の1も残ってない…
3階も、ベッド脚折れてた(´`:)??今からチェックするね
子供部屋の棚も半分くらい落ちてたしコンポも落ちて割れたりしてた」


またまたすごいゴミ屋敷画像と共に。
すぐさま日本へ電話。
ちょうど断捨離でよかったかもね、とお互いポジティブに話す。
にしても、大変な量・・・これは気が遠くなる。。。

青春時代を過した子供部屋・・・ゴミ屋敷化。
この部屋は家具も倒れず比較的良いほう。
他の部屋は食器棚、洋服ダンス、倒れちゃってさらに悲惨。

それにしても、どこにこんな物があったのか、、、(汗)
物、あり過ぎだよね、、、

こんな時、手伝いに飛んでいけたらどんなに助けになるか、、、
と心苦しく感じながらもどかしい、、、

片付けの道のりは長そうだが、頑張ってくれのりんご!


と、一旦気持ちを落ち着けたのもつかの間、
これは熊本地震の序章だったということは、
まだこの時知る余地もなく、、、、


(つづく!)



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