Thursday, June 02, 2016

地震のよるに~第3話~


たくさんの震度3~5の余震と、震度6~7の2回に渡る強烈な揺れ!!

しかしながら、有難いことに、
母の実家の建物自体はなんとか無事。

そしてこれはMain Thingです。
命も無事。

無事でいてくれてありがとうっっ(>_<)!!


片付けは、、、、汗
ちょっと時間が掛かりそうだけど
どうか頑張ってくれ、、、のりんご!!!(T_T)

と、まだまだ強い余震は続いているものの、
山は越えた、、、



と思っていたら、、、



がーーーーーーん。。。。。

翌朝またのりんごメールがっっ!


件名:il||li (OдO`) il||li


「昨日より強い揺れきたよ〰〰il||li (OдO`) il||li

何回も揺れてる((((;゜Д゜))))」




「阿蘇大橋??阿蘇の立野の橋

あれ、落ちたって(+o+)

俵山トンネルも崩壊って(+o+)

なんさん、ひどか~

今度また強い地震きたら、うちもやばくないかいな(´`:)

まだヒビはないけど、昨日はマジ壊れる!って思った(+o+)

3階の和だんすクローゼット…クリーム色の引き出し…全部倒れてる

つらいことにテレビが下敷きに…」



まさかの本震、、、。


オーマイガー。。。。(TOT)

Please please PLEASE stop......

離れている私は祈るしかないよ。。。


その後も余震で3-4レベル。

家の中で寝るのは危険だし、精神的に無理ということで、その夜からのりんごたちも車の中で寝ていたらしい。

止まる水道とガス。
料理も出来ないし、お風呂も入れない、、、
もちろん、命があるだけでホントありがたいこと!
でも、、、こういう状態が続けば、
皆の衛生とストレスレベルが心配な、、、そんな数日。

SNSで皆がシェアしてくれる水の配給やお風呂の配給の情報をのりんごに伝えるも、実際そういう場所へようやくたどり着いたときにはもう締め切りだったり、早く終わっていたり、、、な状態なんだそう。

「小中学校の避難場所は?お水の配給してるみたいよ!」と言うものの、そういうところに避難してたり、もらいに行ったりするのは、やはり学校に行っている人がメインなので(そういうわけではないと思うが)、「そこにいる人たちの分で精一杯とよ~。それにやっぱ行きにくかもんね~」と諦めモード。
近所の人たちも、ある配給場所の学校に、お水をもらいに行ったが、並んでいる列の大分前のほうで「終わりですー」と、打ち切られたそうで、全体的に「行っても無駄、、、」という諦めモードな雰囲気になっているのを、話していてひしひしと感じた(T_T)

でも、こんな時に本当に有難いなと思ったのが、親戚の存在。

幸い車で1時間ほどの福岡方面に住む、頼もしい従姉妹が、
「いつでも避難しておいで~!」と!!

母とのりんごたち、数日後皆で行ってお風呂に入れたそうで、少しストレスから解放。
レトルトのご飯もたくさん準備して持たせてくれたみたいで、、、ひと安心。
よかった。。。ありがたい。。。
こういうとき、周りに頼れる親戚や家族がいるって本当に有難いことですね。
離れている私はこういうサポートが出来ないので、もう感謝しかないです。。。

でも、皆が皆そういう人がいるわけじゃない。
それを思うと、一人暮らしの老人や頼るところがない人のサポートや「お宅は大丈夫~?」とかいう声のかけ合いなんかが、こういう災害時は特に大事になって来るなとも感じたり、、、


そして数日後、、、

ありがたいことに数日後に水とガスが復旧!!

よかった!!!

そして建物の危険度の検査も徐々にすすめられて、早々に・・・


「調査に来らしたみたい~」とのりんごメールが♪

大丈夫ですよーの張り紙をもらった模様!

この危険度チェック、3タイプあって、


緑はダメージ少なく、家に戻ってもOK。
黄色は、注意で修理が必要。
赤は危険なので近寄らないで、という感じの3種類。

しかしながら、ニュースによると、それまでに検査されて緑紙のOK判定は、1万件のうち3分の1ほどだけらしく、あとの残りの建物は、何かしら修理が必要だったり建て直しが必要な黄色&赤だったのだそう。過半数の建物が致命的な被害をこうむってしまったということ。

お家に帰れない状況になってしまい、避難所での生活を余儀なくされている方々もまだ沢山おられますね、、、みんなが元通りの生活ができるようになるまでには、莫大なお金はもちろん、かなりの時間が必要、、、今回のダメージの大きさをこういう所からもひしひしと感じたのでした。

橋が崩れ、交通ルートが変わり、観光地の状況も変わり、人々の仕事、ビジネス、生活が変わり、、、愛する人を失い、建物が崩れ、住むところが変わり、その人の人生も変わり、、、この熊本地震によって、あまりにも沢山のことが変わりました。

今回の地震を通して、「変わらないこと」「日常」のありがたさ、健康で毎日思ったように行動できることのありがたさ、させていただけるお商売があることのありがたさ、、、命のあることのありがたさ、、、たくさんのありがたさを痛感しています。

ニュースでインタビューされていたあるおばあちゃん。
避難して大変な状況の中にありながら、
「私だけじゃないけんですね~」と。
その言葉に熊本のポジティブで強い火の国魂を感じました。

一人でも多くの人へ1日でも早く、不自由のない「日常」の生活が取り戻されるように、必要な方に必要なサポートが届きますように、、、願っています。



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