Wednesday, October 02, 2024

読書感想文📚世界でいちばん透きとおった物語

 ちょっとぉぉぉぉぉーーーーーーー!!!!

この小説、良かったぁぁぁ💓



「世界でいちばん透きとおった物語」
杉井光


良かったんだけど・・・!!!

詳しく説明できないのがもどかしい😆💦

たーだー!!(粗品?)

絶対紙の本でお願いします!

(というか、紙バージョンしか出てないとは思うのだけど)




それは、紙のリアル本でないと

感じることが出来ない感動が待っているから。

最後には

「えーーーーー!!!
ちょっとーーーーー!!!!
😭💓💓💓」

の嵐となる!!


そんなこと言うと、

「え?え?どんなトリックなん?どんな仕掛けなん?」

と思われるかと思いますが、

これはホント読んだ人はネタバレ厳禁!

(でも誰かと話したくて仕方ない!笑)

何も予備知識なしで、とにかく読んで欲しい作品です。


あらすじにちょっとだけ触れると・・・


大御所ミステリ作家、宮内彰吾が死去した。

ただ、この宮内は妻帯者でありながら、

多くの女性と交際し、そのうち一人の女性とは子供まで作っていた。

この子が、この物語の主人公「僕」である。

父親ではあるものの、全く交流もなく、放置されていたに近い「僕」。

だが、宮内の息子から、

宮内彰吾が死ぬ間際に書いていたらしいという小説について

何か知らないか?と突然の連絡があり、

編集者、作家たち、愛人たちを巻き込みながら、

その遺作探しが始まる・・・


というもの🎵


全部で13章からなる長編小説。

この13ってのもいいね~💓


「これについては何も言えない。

何も見ない方がいい。とにかく読み初めて。

もしかしたら、すぐ気づくかもしれないけど、

こんな書き方もあるのねーって、

これは凄いなと思ったよ😀」


と、超常連のN様からお譲り頂いた1冊。


N様は、とにかく私が知る中でも、

ダントツの読書量を誇る超読書家さまで、

当店のながーーーいお客様。


読書は昔っからの生活の一部でいらっしゃって、

ほぼほぼ有名作品は読みつくしておられるお方💓


実はそのN様が、少し前日本に帰られた際に、

今回は、私(とみんご)が欲しい本・気になる本

をリストで頂戴、とのことで、

あらかじめお渡ししていたんですね。


それをN様が日本の書店でご調達なさり、

オーストラリアに戻られて、読了後、当店にお持ち込み頂く🎵

という作戦。(そうすれば、当店に新しい本が入るよね^^、と)

そんな素敵なご提案を頂いて、今回実行~!


日本の書店に行かれて、リストを渡したら、

2-3名の書店員さんが、ササササーーー!!!!と

あっという間にかき集めてくださったそうです!!

流石日本の書店員さんっっ🥰

想像つくー!!!


それに加え、彼らのおすすめも選んでくださったらしく、

その中の1冊がこれだったとの事。


まさに、リアル!書店員が選ぶ1冊!!!ですよね💓


ということで、今回私も読ませて頂ける機会が

巡ってきたというわけで、本当に感謝です🌟


最後、この壮大な仕掛けに気づいた時には、

鳥肌・・・というか震えました😆!!!



是非あなたもこの感動を味わってみてください。

文庫書下ろしなので、お求めやすいし、

(税別670円って書いてあるよ)

ぜひお近くの書店さんで買って読んでみてください🎵


こんな驚きの仕掛けが待っている本は、

数えるほどしかないので、読む価値ありです💓


ホント、よくやってくれたという、

作品の製作に関しての感動や感謝も、

本に関わるものとしてはハンパなく溢れ出る・・・

そんな1冊でした。


あー出会わせて頂いてホント良かった🌟



※密林さんから買いたい方はこちら↓


「世界でいちばん透きとおった物語」
杉井光


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