今年の2冊目は「ハリール・ジブラーンの詩」。
精神科医・神谷美恵子さんの本。
今、こういう本が読みたかった・・・
という1冊でビックリしました。
何せ、2023年読んだ第1冊目が、
それはそれはパンチのきいた
既存の価値観ぶっ飛ばされる
村田紗耶香さんの「生命式」でしたからねぇ。。。
※参照↓
2023年読み初め📚
一体次読む本に
感動とか驚きとか感じられるのだろうか?
「生命式」の刺激が強すぎて、
もう何を読んでも平坦に感じてしまうのでは?
と少々ビビり&諦念に襲われておりましたので
まさかこんな角度からの感動がやってくるとは
予期せぬ嬉しいオドロキ♡
いや、ほんとうにねぇ・・・
本ってものはその時必要なものが
ふらっと手元にやってくるものなんですねぇ。
それをまたまた再確認いたしました。
そしてさらに!
昨年(2022年)の読み初めの本↓
2022年・新年読み始め📚
それが、カリール・ジブランの
「預言者」という本だったんですけれども、
この神谷さんの「ハリール・ジブラーンの詩」も、
え?!!
ハイ、そうです!
ジブランがらみだったんですよ~🥰
名前のカタカナ表記が違うので、
全然気づいていませんでしたが
読み始めて「あれ?これジブランかよ!!!」
と心臓バクつきました。
なんでしょうね~この、、、奇跡😂
ジブランってきっと、
人生の原点のようなものを問いかけるから、
1年の初めに読みたくなる、、、ていうか、
読むように巡り巡ってくるものなんでしょうね。
そういう意味で運命的なものを勝手に感じながら読みました。
神谷さんは晩年、
ジブラーンの翻訳に打ち込まれたそうです。
この本は「預言者」だけでなく
その他の彼の詩からいくつかをピックアップして、
それに神谷さんの解説を添えたもの。
この解説がまたやさしい!
素晴らしい!包み込んでくる!!
ジブラーンの言葉の行間にあるものの考察や、
それを書かれたときのエピソードなど、
読むことでジブラーンの詩が
より奥深く理解できるようになっています。
不思議なのが、、、
その解説や考察自体がそれを越えて、
まるでジブラーンが神谷さんを通して
伝え足りなかったことを伝えてくるような、、、
そんな不思議なエネルギーに満ちているんですよね。
いま、読めてよかった。
こういう本が読みたかった。
そう、心から感謝できた、
素晴らしい読書体験となりました。
※文庫版は書店やアマゾンで購入できます。
(うちにもこれ書いてる時点で1冊あり)
Kindle版もあるみたいです。
140ページくらいの薄い文庫で、
文字も多く行間も豊かに取ってあるので、
忙しい方にも抵抗なく読んでもらえると思います。
気になった方はぜひ♡
そんな本に、たくさん出逢える予感がしてきました💛
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