「何者」読了～！

朝井リョウさんの「何者」、読了～♪

あぁぁぁ。。。
おもしろかったぁぁ。

最後30ページ、
襲い掛かられました（Ｏ▽Ｏ）!!

就職活動の真っ只中の大学生たちが主人公。

今の「シューカツ」の現状もわかります。

エントリーシートを皆で書き合ったり、
一人の家に集まって飲んだり語ったり、
大学生の青春って感じですね～♪

そしてＯＢ訪問してコネを作ろうと頑張ったり、
名刺まで作って自分をＰＲしたり、、、

そういえば、社会に出れば名刺は当たり前の物だけど、
大学生の頃って名刺を持つ>>ちょっと違う人っていうイメージがありましたよね。
私も個人の名刺を作って持ち歩いていた記憶が（<<今考えると痛いですね　笑！）

さて、、、

前半は青春だな～ってことが色々ありながらも、
なかなかたんたんと進んでいくので、
うーん。。。この調子なのか？と一瞬思ったりもしますが、
それでもやはり、読むのを止められないのは、
この朝井リョウさんの表現の素晴らしさ！

ジワジワ心を奪われます。

「うわっ、この表現」
「この感じ、よくここまで完璧に文字にあらわしたな～」

と思う表現が絶妙なタイミングで頻繁に。
現代を風刺するところや、

なにげない瞬間の表現が素晴らしい〜〜☆彡

んでもってこの朝井リョウさん、
1989年生まれ。
若くしてこの才能にジェラス…（>▽<）

そんなこんなで半分までいくともうＨＯＯＫＥＤされてる自分がいます（笑）
どんどん読み進めてゆきます。

文庫本の後ろのあらすじに書いてあった、

「ラスト30ページ、物語があなたに襲いかかる・・・」。

その通り、、、

「え？あら？」

と衝撃が走り始めた時点で残りページ確認したら
マジで30ページくらいだったという。。。！！

ある意味ゾ、ク、ゾ、ク、、、、(Ｏ_Ｏ)


ただの若者のシューカツの青春話だけでは終わらない。

さすがの直木賞受賞作。


納得納得～～♪

この続きの「何様」も是非読みたいです！