近所の床屋さん。
白髪のおじいちゃんが1人で切り盛りしています。
数年前死んだ父も理容師だったので、いつも懐かしいな~と思いながら店の前を通る。
しかも、
そのおじいちゃん、顔が父に似てるんです。
最初見たときビックリしました。
バス停の前にあるその床屋さん。
朝、バス停に向かう時間、おじいちゃんが店の前をお掃除。
通りかかる近所の人とお話したり・・・
私もいつも「今日は遅いじゃないか、急がないと遅刻だぞー」とか、
朝のBIG HUGとSMILEで一日を素敵にしてくれたり・・・
心温まるおじいちゃん。
でも・・・
しばらく店が閉まっていた。
どうしたのかなー???と心配していました。
で、ある日裏道を通ったらたまたまおじいちゃんが、裏道で娘さんのピックアップを待っていたところに遭遇!
「ひさしぶり~~~~どうしてたの~~~???すべて順調なの???」とBIG HUG。
「実は入院しててなぁ。手術をしたんだよ。」
「え?!そうだったのー???どうしたの???♪もう大丈夫なの?」
「それが肺ガンでね。手術はしたけどまぁ、こうやって今はなんとかねぇ。しかし皮肉なことになぁ~10年前に健康のためにタバコをやめてたって言うのになー」
「そうだったの・・・用心して、無理しないようにね。」
で、色々私の仕事のことやらキャッチアップして・・・
なんとか笑顔でわかれたものの・・・
ショックでした。
って話していたのが数ヶ月前かな。
それから、おじいちゃんの店は営業していたので、ホッとしていた。
そしてある日。
カーテンが閉まっていた。
次の日も、次の日も・・・カーテンは閉まったまま。
gasはこれ、waterはこれ、というメーターの数字か、連絡先か分からないけどメモが貼られた。
そしてそのメモももうはがされている。
父の代わりに見守ってくれているのかなと思って、会うと心が癒されたおじいちゃん。
本当にアリガトウ。
町のみんなの心を癒すターミナル。
通る人皆が知ってるおじいちゃんの床屋さん。
あの日、たまたま裏道を通っておじいちゃんと話がゆっくり出来てよかったなぁ、と思う。
2 comments:
切ないネェ・・・・。
親兄弟がここに居ない私達にとって、そういう、「繋がり」って本当に大事だと思う。きっとTomingoのお父様はTomingoが健康に元気にしてるのを見守って、安心したのかも。
おじいちゃんのご冥福をお祈りします。。
mikaela☆
おじいちゃんとにかく明るい人だったのよねー
町のターミナルって感じでね。
近所はおかしな人が多いけど、このおじいちゃんだけはなんか馴染めたのよー。
切ないけれど、
何も知らない同志で終わるよりは、
そういうふれあいが出来たことが有難かったなと感謝してます。。。
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