Wednesday, March 17, 2010

precious

先週に引き続き、火曜日の映画ナイト☆を楽しむ。

今日こそは・・・Precious.

また仕事の後オペラハウスのDENDYへ。

火曜だというのにサーキュラーキー賑わってますね~
オペラハウスに向かう海沿いのレストランは結構人でいっぱい。
キャンドルディナー、うらやましいわ~♪

映画館はそうでもなかったですが・・・
でもその”がらーん感”が心地よい。

映画ですが、もっとどーんと暗ーくて重ーいだけの映画かと思っていましたが、そうばっかりでもなく、ちらりと希望の光が見えた最後の終わり方も良かったな。


1980年代のハーレムが舞台なので、今は変わっているかもしれませんが、
読み書きが出来ない16歳って・・・

日本では今は読み書きが出来るのは普通の事として育ってきたので、「はっ、そうか・・・」と、またまたがツーんと考えさせられました。

肉体的、性的、精神的虐待、2度目の出産、HIV感染・・・
すさまじい状況の日々を過ごしてゆく主人公。
 つらい瞬間も、現実逃避してスターになった自分を妄想して乗り越えます。

強いんです。

もう起ったことは過去のことなんです。
この辛いことも、乗り越えるしかないと思って生きていっている。
んなこといったって仕方ないでしょ!っていう感じ?

最近、1980年頃のハーレムの写真を見ましたが、住んでる人が「これが普通と思っていたから・・・」みたいなコメントをしていました。

そう、それが「普通」だったら・・・特に変えようとか、自分でどうにかしようとか思わない環境ですよね。周りや外を見て自分なりの価値観が固まってくれば、自分はこうしなきゃとか方向が見えてくるものですが、ある一定のところにしかいないと、それが普通と思うのが当然。
これは自分の日常生活、何事にも同じだと思う、
新しい場所、新しい世界、色々自分で切り開いて見てゆくことの大切さを感じる。

さて、preciousですが、読み書きを覚え、ノートに自分の思いを綴ることで自分を見出してゆき、先生、クラスメート、病院の看護士さん、ソーシャルワーカーなど、すばらしい人たちに出会って変わってゆきます。そんな中・・・

why me?

ってノートに書いたシーン、切なかったわ。。。

アカデミー最優秀助演女優賞を獲得したモニークの演技もすごかったですね~

wh..wha...what..what...what's gonna love me...??

迫真の演技。

レニークラヴィッツもカッコよかった☆


この日はNINEとどっちを見ようか迷ったんだけど、検索して分かった・・・
NINEは終わってた・・・泣
先週はパディントンで上映されてたのに~
またどこかの映画館での上映を期待。
それかDVDかなぁ。。。

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