毎月、シドニーで発行されている日本語の月刊情報誌
「ジャパラリア」さんに連載させていただいている書籍のコラム「こころのごはんいただきま~す!」。
最近は、ゲストの方をお呼びして本のお話をお伺いするというスタイルを取っていて、その人の本への想いとか、新たな発見があって本当に面白い。
また、これをきっかけにして、これまでじっくりお話した事が無かった方とも新しいご縁もできたり、「本」を通じた非常に興味深いお話ができたりと、とても楽しい!
毎回楽しく書かせていただいています♪
(ジャパラリアさん、ありがとうございます!(^^))
ここ2回連続で登場してくれている本好きナース・りえちゃんの回もいよいよ次でファイナル!
締め切り前、その原稿をテープおこしして、まとめていました♪
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りえちゃん(左)とご来店時にパシャリ☆ |
どんな本が出てくるかは、1月25日発行のジャパラリアさんを楽しみに見ていただきたいのでまだナイショですが、りえちゃんとの「本」トークは、基本”小説”がメイン♪
りえちゃん、子供の頃からたーくさん本を読んできているし、何と作品を自分で書いたことも(!)ある!!
話の引き出しがたーくさんあって、テンポも速いので、ホント毎回話す度に笑いが止まらないという、、、私はいつも聞いて、笑って、楽しんで、、、っていう状況になってしまいます(笑)
「あぁ~~この部分も入れたい、、、
あの部分も入れたい、、、」
と、そのてんこ盛りの録音内容を「ぎゅっ」と凝縮して1ページにするのはなかなか至難の業(笑)だったりするのですが、録音を聞きながら、また一緒に噴出したり、笑いが止まらなくなってしまうこともしばしば。
おうちのリビングでそんな感じで、笑いに腹抱えながらカチャカチャとタイプしています(笑)
※オフレコの爆笑部分もあったりするしですね 笑!いつか、このUNCUTバージョンを発表できる場があったらいいかも!(←でもやっぱりオフレコだからだめか!笑)と妄想してます(>▽<)
さて、、、「本」。
私の場合、基本的に何でも本は読むほうですが、ど~うしても興味のあるビジネス系や自己啓発、ノンフィクションなどを手にとってしまうことが多いんですよね。
小説も読みますが、本当に時間と心に余裕があるときじゃないと手が出ません。(でもやっぱり、読むと、あーよかったな~!というあの快感は格別!なんですが^^;)
が、、、
りえちゃんとのトークを再度聞いていると、、、
「やっぱり小説ってすばらしいな~」
としみじみ実感。
このフィクションの世界に浸れるという幸せ。
今いる目の前の世界と全く違う、何の関係も無い「本」の中の別世界に飛んで行くわけで、しかもそこには少なくとも2-3時間、いやそれ以上の自分の時間を割かなければいけないわけで、、、。(←北の国からふう?)
そうなると、心がケチケチッとした状態の時は、
小説って読めないわけです。(私の場合)
やはり時間を手放す心の余裕や、自分自身をフィクションの世界にどっぷり浸すサレンダー感、コミットメントがないと、本当に没頭して楽しめない。
その「没頭する」という喜び。
本に没頭できる人っていうのは、集中力がある人だと思うのです。
「ビジネスが~」、「誰々さんが~」、「来月のキャンペーンはどうしよう??」(←私の場合)とか、目の前の細々したことで心ソゾロな状態の時は、落ち着いて小説読んでる状態にはなかなかなれないのです。
だから、やっぱり、私にとって「小説を読む」という行為は、精神統一であり、集中力であり、決断力であり、コミットメントであり、、、様々なものが背後に絡んでくる崇高な行為だと言えます。
だからこそ、常に「小説」を読み楽しめるような状態に自分をセットしておく。
それが、全ての事がうま~く回るコツかもしれません。
ビジネス本の場合は、正直言って読みたい部分だけ、必要な部分だけをかいつまんで、自分の都合で読むことが出来る。
が、小説はそうはいかない。
一度入ってしまうと、「物語」の都合の世界に入らざるを得ない。
「物語」の都合に合わせたくなければ、「読まない」という選択があるだけ。
「読まない」という行為を選択すれば、小説を読んだあとのあの達成感や満足感、ハラハラドキドキという感動を永遠に味わう事は出来ない。
そこから広がってゆく広大な世界への扉を締めて、自分のちいさなコンフォートゾーンの柵の中でグルグル過ごしている状態。
という、、、ただそれだけ。
そしてそれは本好きからすると、そんな楽しいチャンスをみすみす逃しているとは非常に勿体無~~~~~い!
ドアは簡単に開く。
そこへ一歩踏み出せば、新しい景色が見える。
、、、それだけ。
りえちゃんとの「本」トークは、
「今すぐ、何か小説を読みたい!」
と改めて思わせてくれる楽しい時間でした♪
ということで、今日は小説を読もうと思います(^_^)
皆さんも、今日は読んでみませんか???
「小説」を。