とにかくお問合せが多い。
雨穴さんの「変な家」!!
このところまた特に聞かれるようになった。
2024年3月に映画化してるから
その名残みたいなものが時差でやって来たのかな?
「2023年最も売れた小説」とか、
かなり興味をそそるキャッチフレーズが付いてて、
つかみはオッケー。
そうなると、好みの小説ではないけど、
とりあえず読んでおくか、という気にさせられる。
・・・と思っていたタイミングに、あぁらビックリ!
日本に行かれていた常連様から
「面白かったよ~」といくつかの本をご寄付頂いたのでした。
これは「読め」っていうサインじゃないか!
ということで、全ての積読本を忘れて、
私はこの本を読むことにした💓
ページを開くとまず目に飛び込んでくる、
黒いページに印刷された家の間取り図。
ホラーっぽい~💦
「あなたはこの家の異常さがわかるだろうか」
と問いかけられて、
え?何が変だった😳???と
読者はまじまじと間取り図に戻り
謎解きモードに嵌められる。
どういうこと??
と、読者を「知りたい」列車に乗せたまま
物語はスタートする。
知人男性が家を購入しようとしていたが、
どうもその家の間取りが変・・・
という相談を持ち掛けられた主人公のオカルト系ライター。
知り合いの設計士に間取り図をみてもらったところ、
またさらに新たな違和感が浮かび上がる。
点と点を繋いでいくと、
まさかのストーリーが浮かび上がってきて、
ある事件に繋がっていき・・・
こういうミステリーエンタメ系の
話題の作品って大体読みやすくて良いですよね。
本格的な小説が好きな人にはきっと物足りないくらい😆読みやすい!!
でも、こういう小説って、疲れていても読めちゃうし、
普段読まない人にも読ませちゃうし、楽しませちゃうし、
これはこれで、ホントすごい役割を持った小説の部類なんだと思う💓
これも、無理しないであっという間に読めた。
とにかく、間取り図が頻繁に出てくるから、
飽きないし、読者を脱落させない!
内容と間取り図と、
必要な所で確認が出来るようになっている💓
読者を最後まで謎解きしたいモードに
ハマらせたまま進んでいく点が素晴らしい。
装丁が普通とちょっと違っていい。
表紙カバーも硬めの素材で、持った感じがすごくいい。
背表紙のタイトルがデカくてはみ出し気味。
迫力満点な所もホントいい。
たまたま挟んであったチラシに雨穴さんの顔の写真がついてて、
パラパラってすると毎回出てくるから
「ウワッ💦」ってちょいとホラーな気分にさせられて
それもなんか雰囲気マシマシで良かった。
間取り図というビジュアルを多用して、
文字だけでは疲れちゃう現代の読者を、
上手に最後まで飽きさせない優秀なエンタメ作品。
昔から小説や活字に慣れていて、
本を自分で選び読む習慣のついている読書家さんたちにとっては、
お昼のランチみたいな感覚かもしれない・・・
けれど、最後のオチは、
私的には「そうだったのか!」と
想定してなかった内容だったので、
最後まで楽しく読み終えました🎵
ホラーっぽいけどエンタメ。
私が読んだのは文庫版でしたが、
単行本の頃からも、ソフトカバーで
手にしやすいボリュームだったし、
そういうとこも売れそうな本の要素満載だったよなーと。
なんか、装丁とか持った感じとか、内容とのバランスで、
あぁ、これは売れるよね、っていう雰囲気ありますよね。
「変な家」は、そういうすべてが良くできてて、
上手に我々はそのエンタメに乗せられちゃったな♡
という感想です。
YouTubeから始まった作品だったんですよね?
それは見たことなかったんですが、
これを機に見に行ったら
これはシュールで不気味オモロで・・・
ハマっちゃいますね😆
「変な家2」も出ているらしいので、
手元に来ることがあれば是非読んでみたいと思います🎵
※と、前回色々と読書会からの気づきを基にして、うにうにさんの読書感想文スタイルをお手本にして書こうと思いましたが・・・上手にまとめたり出来ないまま、ダラダラと書き綴って終わってしまいました😂💦これじゃ、アウトプット(読書会発表用)の原稿にはならないなぁ・・・また次回改善していく!
とにかく、結果・・・
「変な家」面白かったです!
🌟🌟🌟🌟🌟
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