1週間ほど前に、
はっ！と気付いたら腕時計が止まっていた(TOT)
とはいえ、はっきり言って腕時計はなくてもなんとかなるのが昨今事情。
携帯電話は大体肌身離さず皆持っているので、腕時計がないと、、、なんて言っても、「あたし腕時計しなーい。だって携帯みればいいもーん」と、理解されない場合もよくあります。
が、あまりにも何十年も(？！)腕時計ライフを送っているため、悲しきかな腕時計を見る習慣が着いており、しかも腕にも腕時計の日焼け跡がくっきりと。
まさに体に刻み込まれた腕時計ライフなのでございます。
腕時計の修理といえば、十年ほど前とあるオージーのジュエラーに大事にしていた時計の修理をお願いしたら、数百ドルかかったのに直らず、店ですったもんだ、、、という苦い経験があり、電池を替えるのでさえもなんだかこの国では、、、と軽いトラウマに。
（※過去記事こちら>>expect the expert）
そんな時に、数年前たまたまみつけた時計修理商。
コリアンのおじちゃんで、とーっても親切で2-30ドルで電池交換と、サービスでちょっとしたベルト調整してくれました。
「わ～こんなにリーズナブルに親切でよかった(＾＾)」と思ったのもつかの間、
調節してくれたはずのベルトの金具が甘くなってて、
着用時に何度もプチプチはめ直さなければいけない事態に。
しばらくたって、原因が分かったので、自力で調節して無事元に戻りましたが、
やっぱり、なんか完璧にはいかないもんなのかなぁ～、、、
というのが、私の時計修理に関する思い込みとして定着しちゃった感あり(O_O)
そんな中での今回の時計の電池切れだったので、
「あーこの機会に腕時計FREEな生活に切り替えてもいいのかな～」とぼんやり。
そんなこんなしている間に1週間が経ち、丁度前回電池交換してくれたコリアンのおじちゃんの近くを通ったので、ちょっと寄ってみました♪
そしたら、、、
ない！！！！（T△T）
あれ～～？？違う階だったっけか？？？
いや、、、間違いなくグランドフロアだったけど、、、
もちかしたら引っ越してるかもね！
と、フロア案内を見てたら、
なんとまぁ、そのビル、小さなテナントやオフィスがた～～くさん入っているのですが、
ジュエラーやエージェント？などいっぱい。
んでもって、時計修理も2件ほど発見！
とりあえず、どんな感じか店構えを見てみようとその1つに向かいました。
古ーーーーーいエレベーター。
ゆーーーーっくりと昇って10階に到着。
でも、このビルで、しかも10階で、、、、って、
一般向けというよりは業者向け？？？
と思うと、内心、期待高まります。
路面店は家賃などの経費諸々でどうしてもサービス料も高くなるので、
こういうロケーションのところっていうのは、
リーズナブルな料金でより質の高いサービスが期待できるのです♪
思ったとおりのさっぷうけいな入り口。
おそるおそる入ってみると、、、
頑固そうな職人さんがなにやら電話ですごい剣幕で話しています。
電話が終わってからおそるおそる「ハロー」すると、職人さんはこちらを振り向きもせず奥のほうに合図。(おい、誰かきてるぞ、出ろ。)的なww。
奥からヨーロッパ訛りのおじちゃんが出てきました～～
「あぁ、こんにちは、すみません、時計の電池交換はおいくらでしていただけるのかなと？」
と聞いてみたら、
「8ドルからだよ。」と。
「は、、はちどる？？？」
あまりにもの安さに聞き返しちゃいました。
「わ、、、ワオ。」とビックリしていたら、
「今やるかい？」とおじちゃん。
「あ、そうですね、お願いします。」と時計を渡す。
「そこに座ってな。」
使い込んであるけど本皮のソファにちょこんとこしかけ、この写真をなんとなく撮ってみて、見回すと雑誌やカタログがいくつかそばに。ヴィトンの時計のカタログなんかも置いてあって、（お、ここはホントいい職人さんかも、、、二人ともヨーロピアングラウンドっぽいし、スイス系の良い時計なんかも任せて大丈夫かもしれない。）なんて直感で思いつつ、、、1冊だけゴシップ雑誌が♪
(あ、やったぁ～久々にゴシップ雑誌読もうかな～～～)
と、手に取ったところで、
「DONE！（おわりぃ～！）」
「え～～～？？？QUICK!!!（はやっ！！）」
確かめたら、ちゃんと動いてるし、ストップウォッチも元に戻してくれてる！もちろん時間も今の時間に合わせてくれてるし言う事なし！
「おいくらですか？」
「はちどる」
「おぉぉぉ～～～ありがとうございます～～～～！！！」
「またな！(^^)」
「はい！実は家に2-3個まだあるので、近々持ってきますね♪」
ということで、無事に私のクロノちゃん復活～！
キズもバリバリ入ってるし、年季はいりまくりの15年選手ですが、まだまだ動いてもらいますよ～～～ん(＾＾)
以前苦い思いをして直らなかった2つの時計もだめもとで近々持っていってみようと思います。
時計を他人に見せるのってこういう時しかないので、ホント気付かないんですが、キズはもちろん、裏側の汚れとか、ベルトの汚れ、痛みとか、、、、戻ってきて改めて「あ、しまったぁ、、、めっちゃきたなかった、、、」とか恥ずかし～～～～くなるんですよね。
もっとそういうところに気を使える女性になりたいものです（苦笑）
Prestige Watch Repairs
Level 10,
250 Pitt St, Sydney NSW 2000
寡黙だし、なんだか職人気質な雰囲気の修理工さんたちだったので、今回の私みたいに小さい金額の一般のお客様を増やしたいお店かどうか分かりませんが、私は気に入ったので絶対にリピです。仕事はささっと、客の必要なサービスを的確に、無駄話なし！っていうのが見事私のツボにはまりました(笑) もし、必要な方は行ってみてくださいね♪
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