先月後半は落ち込んでました。
心を揺さぶられることが一度にやってきて、
若干放心状態になる日も。
人間余裕がなくなると、
本すら開けないもの。
しかしこういう時にこそ、
良質な本を読むと非常に心の支えになる。
本の少しだけ、えいっと自分を持ち上げて、
読書の時間を確保することが大事です。
内容は、生き方のシンプルな真理だったりというものが心落ち着く。
特に禅関連の本は、おすすめで、
中でも好きなのは枡野俊明（ますのしゅんみょう）さんの著書。
「おだやかに、シンプルに生きる」枡野俊明
枡野さんが選んだ禅語に、
数ページのお話が添えられています。
人間辛い時は、
どうして？？？
どうしたら？？？
とマイナスの感情にとらわれ、
あるいは考える気力さえなくしてしまうかもしれません。
「なんなのこれは？？？」
と、びっくりするような辛いお試しがやってきた時に、
一瞬泣きそうになりますが、
その後、泣いても悩んでもどうにもならないことに気づくのです。
悩むこと、泣きたくなること、
苦しい立場に置かれること、
思いもしなかった事件が起こること、
それらは、絶望的に見えますが、
そう感じると言う事は命があるということ。
苦しくても悲しくても、
感じているという事実がある。
感じられているということは生きている。
人間命がなければそれすらも感じる事はできません。
だから、どんな状況であれ
今ここにいて息ができる事を感謝する。
それらは明日は保障されているとは限らない。
だから「いま」の瞬間、
こうして息ができる、
感謝できる気持ちを持てる事実に感謝する。
今こうして生きている。
電車に乗り、好きな本を読んで、
自分の足で歩くことができる事、
食べたいものを選べること、
それらができる幸せに感謝する。
苦しい状況や悩みを打破するチャレンジができることを感謝する。
困難と闘うことができる状況を感謝する。
命がある。
チャレンジする機会がある。
それならば、動き出さなければ、
より良くなるように全力を尽くさなければ
アカンよね、、、と思うのです。
どんな状況であれ、自分を感謝の気持ちで満たす。
「感謝」のパワーを
上手に、、、感謝しながら使ってください。
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