Bar Tomingo☆開店

我が家のバーコーナーにて、プチ・日本酒パーティーwith Y嬢。

Y嬢が特別ルートで山田錦の一升瓶を仕入れてきた！

久々の美味しい日本酒。

あっさりしたワインって感じでやはり美味しい＾▽＾


話し変わって、

いつも、雰囲気のある方だな～と思っていたお客様。

先日はじめて色々お話をさせていただいたら、

なんとシドニーで1・2を争う超有名店のソムリエさんでした！

うんうん。納得！

ソムリエさんって、話し方もポエティックだし、なにかしら気品が漂っているんですよね～～

そういう方でした。


で、興奮して、愚問にも『今オススメ』のワインは・・・と聞いてみたら、

”ワインを選ぶ時は、まず食事があって、それに合わせて選ぶので、何を食べるかによります・・・”と。

フムフム。そうでしょう！プロらしいお答え～♪

私みたいにガブ飲みの次元ではないものね～・・・笑

”ですから、今の気分でしたら日本食なので、やっぱり日本酒でしょうか・・・”

おお～～！！そうこられたか。。。

と、私のアホな質問にも詩的に答えてくださいました＾＾



これって、『おすすめの本ありませんか？』と聞かれて、

毎回困っちゃうのと同じなんだろうな～～～笑

きっとたくさんの方に同じ質問されているだろうって思っちゃった。


本も、たーくさんのジャンルやタイプがあるから、一概にオススメって言われても、

その人にとっての「本」というものが、小説なのか、ノンフィクションなのか、娯楽系なのか、ビジネス系なのか。

小説でも、恋愛系をイメージしているのか、ミステリー系が好きなのか、感動物か、青春ものか？？

ミステリーでも、鉄道系？ハードボイルド？最近の社会問題をはらんだもの？？？

などなどによってオススメするものが変わってくるので、まずはもうちょっとお話をしてみてじゃないと簡単にはオススメできないもの。いつも読んでいる本はなんなのか？最近読んで好きだったのは何か？そこから”こういうのが好きなら、あれどうかな？”と答えが見えてくる。

単に今売れている本、話題の本を読んでみたいという読み方もある。

そして、その1冊が面白ければ、人生が変わる時だってあるし、面白くなければ、読書そのものに対して”面白くない～”って思われるかもしれないんだけど、そうなると、読書をしないことによって、その人が”得れないもの”のロスが大きい！

でも、それを気付かないまま生きてゆく人は多い。。。

実際私もそういう人生を送ってきたし。

本っていったら雑誌読み漁りするくらいだった20代。

折角、そのお客様との出会いがあったからには、読書の素晴らしさをわかってもらい、あとはドンドン読んで自分の人生をよりよく変えて欲しい！本は読めば読んだだけ知的財産となるから。

だから最初のオススメの1冊って、かなり責任重大。に感じちゃう。

でも、そういうことを含めていかなる時でもアナタにはこれ！とすすめる事ができるようにならなければいけないのよね～と思う。

と思う反面、本は出会いだから、『自分のエゴ』を突き通して、それが受け入れられなければ、それはそれ。っていう考え方をする自分もいるんだけど・・・


”日本酒”からそんな哲学のスパイラルに陥ってしまうとみんごでした。